Erv's Letters index Text by Erv Yamaguchi


引越し終わりました 2005年4月26日 17:46

「諸国の歴史をひもとくと、個人と同様、国家にもそれぞれ、気まぐれや奇妙な癖があることがわかる。国家も、興奮して無謀になり、自分が何をやっているかにも気が回らない時期がある。コミュニティ全体が1つの対象に突然心を奪われ、一心不乱にそれを追求することもある。何百万人もの人々が、同時に1つの幻想に心を奪われ、それを追求する…」
チャールズ・マッケイ
『奇妙な大衆幻想の記録』(1841年)

 我が国が中国を侵略した時には、軍国主義者により、侵略を正当化していたと思う。
 また、最近の中国の方々の反日運動を傍観すると、当時の我が国同様、人間の“思い込み”に対して、想像力を働かせずにはいられない。
 しかし、こうした人間の“思い込み”は、歴史を観察すれば枚挙に暇がなく、例えば、太陽が地球の周りを回っていたと考えられていた、“プトレマイオス天文学”は、キリスト前後の約400年間もの間、天文学を支配していた。

 簡単に言えば、軍国主義者も、反日運動家も、キリスト前後の天文学者も、自分が見たいものしか見なかったということだろう。
 かく言う私も、自分が見たいものしか見ないわけだが、私の日記を愛読する方達も、見たいものを見る為に、私のサイトを訪れるのだろう。

 さて、私はインターネットの接続を、川崎のガレージにて行っていたのだが、私は17日(日)の朝に最後のメールチェックを行った後、お引越しによるNTTの局内工事の遅延により、25日(月)まで8日間もの間インターネットができなかった。しかし、前述したように、私の日記を愛読している方々は、その間も私のサイトを訪問していたようであり、日記を更新せずに申し訳なかったと思う。
 ちなみに、昨日は、とりあえずインターネットにつながるかを確認した後は、仕事に埋没していたが、本日は久々に日記でも書くとしよう。

 さてと、8日間の間には、様々な出来事があったが、何から書くとするかな…。
 では、多くのバイク乗りが退屈しないように、まずはmotoGPのことでも書くかな。

 私はmotoGPの第1戦と第2戦を、日テレの深夜番組にて観たのだが、皆さんは御覧になっただろうか?
 第2戦に関しては、映像で写るトップグループにバトルがなく、単調なレースだったが、第1戦は、最終ラップでセテとバレが何度も順位を入れ替え、最終コーナーでは、バレがレコードラインで走れないような突っ込みをして、セテに接触したが、セテのほうがコースアウトしてバレが優勝していた。
 もし私があのシチュエーションに遭遇していた場合、オヤジ入っているので、明日の仕事のことを考えて、無理な突っ込みはせずに、ピヨピヨ走って2位をキープしたと思うが、さすがに10億円以上(昨年のギャラ)とも言われている報酬を受け取るプロのライダーは、上場している企業の看板を背負って走っているので、気合が入っていると思った。
 ちなみに、バレの突っ込みを見た方は、あなたならば、いくらのギャラならばあの突っ込みをするだろうか?
 私ならば、年齢が40代だった場合は1億円、30代だったならば、いきなり10分の1のギャラの1,000万円、20代だったならば、更に10分の1の100万円、そして、10代だったならば、ノーギャラで突っ込んでいただろう。(笑)
 そう言えば、まだ私が16歳でツクバサーキットを走っていた時、2ヘア(第2ヘアピン)の進入で無理に突っ込んでどなか知らない方を転倒させてしまったことがあったが、そのライダーに対して、そのせつは申し訳なかったと思う。しかし、別の日にて、同じく2ヘアの立ち上がりでトロトロ走っている方にオカマを掘って、私自身が転倒してしまったこともあったな〜。オメーがアクセル開けねーから、こっちが転んだだろ! コノヤロー!!
 おっと、取り乱して失礼。上記の記述は、バカき日の、いや失礼、若き日の過ちなので、聞かなかったことにして頂きたい。

 えっ? 何々? 若い時のことはともかく、オマエの言い分だと、まるでライダーはギャラしだいでラフファイトを正当化しているような感じがして気分を害すって? おいおいちょっと待ってくれよセニョール、それは誤解だよ。私は森谷靖史さんと同じく、ロードレースというのは、お上品に譲り合うことがマナーの紳士的なスポーツだと思っているので、ラフファイトなどもっての他だし、仮に私自身が主催するレースでそのような行為を行ったライダーは、即刻失格にいたしますよ。

 えっ? 何々? ロードレースは、お上品に譲り合うことがマナーの紳士的なスポーツなどではなく、闘争心と闘争心がぶつかり合う格闘技だって? いやいや、バリ伝(『バリバリ伝説』)を読んだ直後で、血気盛んなあなたの気持ちも分らなくはないが、インターネットという公の場でそんなことを言ったら、気が弱い人たちがサーキットにやって来なくなってしまい、カモが減るので、公の場では、「他人にぶつかってまで優勝するロッシはとんでもねーヤローだ!」とかなんとかテキトーなことを言って、ロードレースはお上品に譲り合うことがマナーの紳士的なスポーツだということにしておきなさい。大使館に投石すれば、観光客が減って困るのと同じことなのだよキミ。

 え〜と、それからそれから、先週は色々とお買い物もしたな〜。実は、少し前から、10年くらい使っていた自宅のテレビの調子が悪くなってしまい、スイッチを入れてから2〜3分間画面が5センチくらいの幅でしか映し出されずに、その後もモニターに横線が入ってしまうようになったので、仕方がなくテレビを買いに行ったが、CRTタイプのヤツは重いし、プラズマテレビとかは超高い感じがしたので、16万円くらいのレベルの23インチの液晶テレビを買ってみた。
 ちなみに、液晶テレビは、26インチになるといきなり10万円くらい価格が上昇してしまい、逆に21インチ以下だと、いきなりスペックが悪くなるので、手前みそながら、23インチの液晶テレビは、コストパフォーマンスに優れているような気がした。
 そうそう、そう言えば、私の住むボロアパートは、地上デジタル放送が受信できていたようで、この液晶を買ったことで、地上デシタル放送の映像の美しさを堪能することができた。
 あと、新しいガレージでは、携帯電話の電波の入りが悪く、また、アンテナがお互いに立っている状況でも、途中で通話が切れてしまう現象が起きていたので、携帯電話も新しくしたが、こちらはポイントがたまっていたとかなんとかで、なんとタダになってしまった。

 という訳で、これまで使っていた、たしか1〜2万円で買った14インチくらいのオンボロなテレビから、いきなり映像がきれいな23インチのテレビになったので、その性能を堪能しようと、土曜日(23日)にはビデオを借りに行ったが、一応バイク乗りの方達と話を合わせられるようにと、『トルク』をまずセレクトしたが、予告編などで想像するに、絶対に見終わった後はストレスが溜まりそうな気がしたので、保険として、何か映像の美しさを感じられる映画はないかと探したが、こちらの保険のセレクトに悩んでしまった。
 結局選んだのは、『アップルシード』というアニメで、何の予備知識もなく、全く偶然に手にした作品だったが、これが結構面白かった。
 『トルク』の方は、想像していた通り、最後の方は『エスケープ フロム L.A.』レベルのチープさだったが、そのストレスを解消するに当たって、映像の美しさだけでなく、ストーリー的にも面白かった『アップルシード』は充分な出来ばえだったと思う。ちなみに、海外での評価はどうなっているのだろうか? 私が思うに、海外の方がこの作品を観た場合、「日本人はつくづくロボットが好きなんだな〜」と思うと思う。

 え〜と、それからそれから、そう言えば、先週は『DOMO!』(ドーモ)という無料の求人誌に求人広告が載ったのだが、何人かの問合せがあった。
 最初に問合せてきた方は、20〜30歳と記述していたにも関わらず、48歳の方で、何かとてつもなく弁が立つ感じだったが、全く使い物にならない感じがしたのでお断りし、2度目に問い合わせてきた方は、今度も40歳超の方で、何やらスクーターの雑誌を今度創刊するというフリーのライターの方だったが、こちらの方は電話の時点でお断りした。
 立て続けに年配の方が問い合わせてきて、私は目黒には求職中の若い人がいないのかと少し不安になったが、3人目には普通に若い方が面接にいらして、明日も別の方を面接する予定なので、まーとりあえず安心している。

 という訳で、ここ半年くらいは、1人で働いていて、体力的にキツいこともさることながら、話し相手がいないと寂しい感じでもあったので、若い人達と一緒に働くのが今から楽しみでもある。

マナーを心得た紳士的なライダーである森谷靖史さんのHP

私が買ったテレビ

トルク

アップルシード


★番外
 青山通りにあった“キンクイ”ことキング&クィーンが、六本木にオープンするみたいで、招待状がきた。(笑)
 ↓はその招待状。行こうかな〜…。(爆)







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