Erv's Letters index Text by Erv Yamaguchi


MICHELIN POWER ONE
2009年3月26日 21:06

 ダメロップ、いや失礼、ダンロップがタイヤ作りから脱落してしまったので、仕方なく今後は大嫌いなブリヂストン履くしかねーな〜と思っていたら、motoGPから撤退してやる気ねーんじゃねーかと思われた、ダークホースライクなミシュランが新しいタイヤを出してきた。


日本ミシュランタイヤ、二輪オンロードラジアルタイヤ
「MICHELIN POWER ONE(ミシュラン パワーワン)」を発売



 “溝”というか、“点”なんですけど。(笑)
 それはさておき、タイヤウォーマーとか使ったことない世代なので、レース出る訳でもないのに、今後も例えばBSの003とか使う時は、“最初はゆっくりと走る”という原始的な方法に頼るしかないという感じだが、その昔は、“コースイン直後は温まりが遅くてコケる”という、あまりありがたくないイメージが定着してしまった時期もあったミシュランから、「ライダーは1周目から膝を擦りながら走れるほどです」という(ホントかよw)タイヤを出してきたので、今後はタイヤウォーマー使わないサンデーライダーチックなサーキット野郎が、この『パワーワン』をセレクトし出すかも。使った人いたら感想教えてください。

 でもってついでに、新しく出たパワーワン用に作ったと思われるミシュランの面白いサイトを発見。


POWER ONE Tyre Guide


 英語なので少しとまどうかもしれないが、自分のバイクとかタイヤを使う環境をセレクトすると、空気圧とか教えてくれるので、割と重宝しそう。

 空気圧というと、少し前から低圧がトレンドということで、ただし、「低圧って言ったって、どれくらい抜くの?」みたいな気分の人も多いと思われるが、試しにZX-6Rをセレクトすると、フロントが2,1barで、リヤが1,5barと、リヤの方が多く抜いていいみたいだ。にゃるへそ。

 という訳で、オチはなく、ただのニュータイヤの紹介となってしまったが、今から約20年前にミシュランがモノスパイラルベルトでラジアルタイヤに革命をもたらしたように、目先以上の先が見えなくなるmotoGPの最前線から撤退した方が、また何か飛躍的な技術を開発するかもしれないという乙女チックな期待を込めて、タイヤウォーマー持ち込んでいる人を酒浸かりにするようなタイヤをミシュランが開発したのであれば、昭和世代は“ありがじゅう”という気分でマンモスウレピーです。

 関係ないが、皆さんご存じのように、私は夜かゆくても浅香唯のワンフーだが、ここだけの話、最近は少女隊のMIHOが気になっている。

 という訳で、今度走る時は、バカワサキにダメロップという“最凶”な組み合わせによりウンコタイムで走ってインポ扱いされたりしないよう、タイヤのセレクトは慎重になりたいものだ。




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