Erv's Letters index Text by Erv Yamaguchi


日曜日に感じたこと
2009年7月20日 15:01

 先週に引き続き、日曜日はお散歩にでかけた。



 旧社会の方達と全く違うノリにて、70年代のバイク乗りのファッションとカルチャーをそのままオリジナルな調子で具現化しているバイク乗りの方達がいた。

 いわゆるマルソウノリではなく、ヘルメットやファッションも含めて、本当に当時のバイク乗りそのまんまという感じだ。(ピンボケメンゴ)




 若者に何を言っても無駄だが、メットの置き方がどうしても気になってしまう。(原宿の交差点にて)

 ちなみに、都内では、“にけつ”(タンデム)してるビクスクが事故って後ろの女の子とか、あるいは2人ともとかが死んじゃうことも多いようだ。




 皆さんは『フレンチ・コネクション・UK』をご存じだろうか? 私はどんな服なのか実は全然知らないのだが、自営業者として個人的にゲリラ・マーケティングを独学しているので、FCUKのマーケティングに注目していて、この90年代後半に出てきたFCUKというブランドは、ロゴを取ってしまえばみんな同じファッションばかりが横行している現代社会にて、メジャーブランドの広告塔になることがいやだというヤング・アダルト層の、「ファッションなんてクソくらえ!」または、「少なくとも服に着られるな!」というニーズにうまくつけ込んだブランドで、その過激な『FCUK』というロゴは、単に言葉遊びやTシャツのデザインにとどまらず、新しいブランドの立ち位置を示すアイディンティティーとなったようだ。


「初めて(「FCUK」のロゴの服を)見たとき、シンプルなメッセージがこんなにも雄弁になれることに驚きました。現代の若者の社会意識を実にうまくすくい上げていると思いました」

イアン・ウェブ(『エル』のファッション・ディレクター)


 ビクスクにチャンネーのせてヨロシク走っている若者達も、御一考して頂きたい。




 非モテ撃沈画像。(笑)

 キタリンが気絶していないか心配である。(爆)

 ちなみに、この日は結婚式のラッシュ日だったようで、夜には、オシャレなレストランは軒並み結婚式の2次会の貸切で埋まっていたので、私は仕方なく恵比寿の安っぽい居酒屋で飲んでから帰った。

 という訳で、本来孤独を愛す人が乗るバイクという乗り物に、カップル文化を融合させたのが、ビクスクというカテゴリーだが、これを読む走り系非コミュライダーの皆さんは、世の中などシカッティング(シカトの進行形)で、今後もロンリーウルフ(イカレポンチキ)を気取って頂きたいと思う。




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