三宅島モーターサイクルフェスティバルに絶対反対!


mixiのコミュニティの参加者の募集 2008年4月10日 9:55

 三宅島バイクレースに反対の主旨を表明してから、同様の考えを持つ様々な方から連絡を頂き、ついには宮城光氏との対談まで行いましたが、ネット芸者で2輪業界保守論壇ホステスの小林ゆき氏と、同氏が推進する三宅島バイクレースにおける欺瞞性が更に露呈されました。

 しかし、石原慎太郎は今年の公道レースを強く推進している為、このままでは今年の秋開催予定のイベントでは、公道レースが開催される可能性が高くなってきました。これを危惧し、『三宅島バイクレースに絶対反対!』のコミュニティを作りましたので、同じ考えを持つ方や、懐疑的なスタンスだがまずは情報交換されたいという方は、是非、このコミュニティに参加して頂ければ幸いです。(これを機会にマイミクもオープンに募集しています)

 宮城光氏に代表されるロードレースを愛す先輩ライダー達が推し進めた、「安全性を高めることでロードレースの認知度を高める」という努力を文字通り水泡に帰してしまう公道レースの開催を、バイク乗りの方達は絶対に許してはいけません。これはただの石原慎太郎に絡んだ利権でしかないのです。

 ロードレースを愛す方なら、スーパーバイクをツクバで1分切るレベルで走らせる人達のスピードはよくご存じのハズです。このまま公道レースが開催されれば、間違いなく死亡事故が発生し、2輪のイメージアップどころかイメージダウンになり、ロードレースを愛す人達の肩身は益々狭くなっていきます。つまりこれは他人事ではなく、皆さんのご理解とご協力が必要です。

 考えてもみて下さい。今は亡き加藤大治郎選手の死により、あの鈴鹿サーキットですら危険ということで、今やmotoGPライダーは、新設されたサーキットでしか走らないという風に“進歩”しているのです。それを、前時代的なマン島とマカオの、メジャーなものでは世界で2ヶ所程度でしか開催されていない公道レースを模擬することは、2輪業界やロードレース界においても自殺行為です。

 仮に、加藤大治郎選手の時のように、将来有望視されていたライダーが公道レースで亡くなったら、皆さんも事前に公道レースには反対しておけば良かったと悔やむことでしょう。薬害エイズと同じで、そういう事態になった場合には、皆さんは「行動しなかったこと」が罪となるのです。

 また、スーパーバイクを公道で全開走行させれば、マン島の例を見るまでもなく、死亡事故が発生するのはほぼ確実ですが、死亡事故が発生した場合、こんな人が死ぬようなイベントを開催した島というレッテルを貼られるのは、他ならぬ島民の方達ですので、島民の方達こそ、絶対にバイクイベントなど反対すべきです。

 また、07年に開催された三宅島モーターサイクルフェスタは、たったの80台(島民の原チャリ含む)のバイクを島民に見せる為に、6億4000万円もの税金を使いました。実に1台当たり800万円の費用を使った税金の無駄遣いと言えます。

 また、6億4000万円の内、3億円は島民が負担した為、復興支援どころか、このイベントに賛同した人達は、島民1人当たりに10万円もの負担を押し付けたのです。

 仮に公道レースが開催された場合、1年間でたったの1回しか使用しないクラッシュパッドなどに数千万円が投じられたとして、それ以外の日には全く利用されないこうした投資は、島民の半数が老人という島で、一体何の役に立つのでしょうか? また、イベントですら一般参加40台(都職員のヤラセ含む)しかバイク乗りが島に行かなかったというのに、イベント後に何人のバイク乗りが三宅島に渡ったというのでしょうか? これが真の復興支援と言えるのでしょうか?

 また、「少しでも人が島に渡ってお金を落とせば、復興支援になるのではないか?」と思っていらっしゃる方も多いかと思いますが、宿が不足していることから、島に渡った半分の人は島に泊まれず船に宿泊すると、船の中にお金が落ち、そのお金は本土に戻ってきてしまうというお粗末さで、お金も島に全部は落ちないということから見ても、経済効果という言葉も絵に描いたモチになる可能性が非常に高く、参加者の渡航費や宿泊費を島が負担した場合には(人が集まらないのでそうした案も浮上しています)、復興支援どころか、島の“持ち出し”になってしまいます。

 今年の秋(今のところ10月が予定されています)までには、三宅島モーターサイクルフェスタに対する賛同者が集まる他のコミュニティよりも多くの賛同者を集め、協賛各社にもプレッシャーをかける意味でも、ロードレースを愛す方達の参加をお待ちしておりますので、是非、このコミュニティに参加して頂ければ幸いです。

 尊敬すべき先輩ライダー達が築いた「ロードレースはサーキット」という正義をみんなで守ろう!

 私のことが好きな方も嫌いな方も、 ロードレースの健全な発展を守りたい方は、小異を捨てて大同を取り、是非、このコミュニティに参加して、10月の三宅島のバイクイベントにて、最低でもレース形式だけは阻止しましょう!

 ライダーが死ぬ確率だけでなく、ライダーが島民を殺す可能性も秘めた公道レースは絶対阻止しよう!


石原知事定例記者会見録





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