Erv's Letters index | Text by Erv Yamaguchi |
祝、高速道路2人乗り解禁(2) 2004年12月29日 10:38 前回の私の記述はマズかった。 どうやら私はインターネットというものを過小評価していたようで、前回の記述により、私は多くの人達を敵に回してしまったようだ。 そこで、ケツの穴が小さく、まるで羊のように小心者の私は、前回の記述を撤回し、ここに訂正したいと思う。 えっ? 何々? 何の記述だって? それはもちろん、「高速道路の2人乗りは危険だという考えに賛成する」という部分である。 この記述は多くの方達に不快感を与えたようなので、私はここに謝罪すると共に、次の言葉に訂正したいと思う。 「オートバイは、迷惑なので一般公道を走ることも禁止すべきだ」 そう、インターネットというのは、まるで掃き溜めに集まったゴミのようなオートバイ乗りの数百倍の人数の、オートバイに対して心良く思っていない人達が利用しているのである。 従って、「高速道路の2人乗りは危険だという考えに賛成する」などという中途半端な記述では、多くのオートバイに対して心良く思っていない人達を満足させることは出来ないのだ。 つまり、これらの人達は、せいぜい許せて、郵便配達とソバ屋やピザ屋の出前位しか、オートバイに対して親しみは持っていない。 オートバイなど、ミラーは倒していくは、音はウルサイは、勝手に転ぶは、一般公道において全くもってジャマな存在なのである。 更に、ストレートに犯罪者と呼べるのが、暴走族と、埋立地などで勝手にコーナーを攻め立てているサーキット族や、国道をフルスロットルで走るゼロヨン族などの存在である。 私が考えるに、こうした人達を生み出すのは、オートバイが一般公道を走ることができる乗り物だからである。 皆さんは一般公道にて、今だかつて、ヘルメットをかぶらずに暴走するカートの集団を見たことがあるだろうか? 皆さんは一般公道にて、今だかつて、カートで攻めている集団を見たことがあるだろうか? 皆さんは一般公道にて、今だかつて、カートでゼロヨンをしている集団を見たことがあるだろうか? 私はない。 カートというのは、本当に素晴らしい乗り物である。 カートは、クローズドサーキットだけを走るコンペティブなつくりをしていて、一般の方達に直接迷惑をかけることはほとんどない。それでいて、優秀なレーシングドライバーを多く輩出することが可能な素晴らしい乗り物であり、カテゴリーなのである。 もし仮に、オートバイを一般公道で乗れなくなったならば、未来のGPライダーは育たなくなるだろうか? そんなことはないだろう。カート出身のF−1ドライバーの存在を見て欲しい、そんなことは杞憂だとすぐに分かるハズだ。 更に言えば、ポケバイ→ミニバイク→16才でいきなりサーキットというステップアップで優秀なGPライダーに育ったライダーも多い。むしろ、一般公道など走るから、死亡事故が増加したり、立派な暴走族になったりする可能性は高まるのだとも言えるだろう。 そう、モーターサイクルスポーツを健全なスポーツだと位置づける為にも、オートバイというカテゴリーは、自主規制的に一般公道から撤退すべきである。 ふーっ。これでエコロジストの皆さんが、私のプライベートな掲示板に、あまりありがたくない書き込みをすることはなくなることだろう。 そう、オートバイが一般公道を走らなくなることで、最大のメリットを享受するのは、他ならぬ私なのである。(笑) もし、私の文章を読んで頭の中に混乱をきたしたという健全なオートバイ乗りの方は、テキトーに自己矛盾を飼い慣らして頂きたい。 |
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