Erv's Letters index Text by Erv Yamaguchi


チョンガ万歳! 2005年8月31日 16:36

 キタリンはチームメイトと共にミニバイクの耐久レースで優勝したようだ。おめでとう! コングラチレイション!

 さてさて、何もうまくいっていない暗愚な私は、最近は職場の人間関係に対するグチが減ったきたりんの日記に満足しない読者の為に、はたまた、チームメイトにも異性にも恵まれない孤高のサーキット野郎の為にヒトハダ脱ぐとしよう。え〜い、こうなったら、フェミニストどころか、全世界の女を敵に回してやるぞ!

 さてさて、独りぼっちでサーキットに通う、彼女も一生できないようなサーキット野郎の諸君、元気出したまえ! 彼女がいるライダーが羨ましいだって? ほっとけよ! チミは一生チョンガ(独身男)なのだ! なのだ! なのだ! なのだ! どうだ! どうだ! どうだ!
 持ってるお金は、全額バイクに突っ込みたまえ! 冴えないルックスが治るわけでもないし、チミの恋人は、コマケーことガタガタ言ったりしない、アクセルひとひねりで全てのうっぷんを晴らしてくれる素晴らしい乗り物、そう、オートバイなのだよ!

 ドナルド・トランプのことを私は尊敬している。特に、トランプの次のエピソードは大好きだ。
 ある時、トランプがエレベーターの中で、グラマーな美女と一緒だった時の話である。その美女はトランプに向ってこう言った。

 「あなたはお金持ちのトランプさんでしょ? 今このエレベーターの中では、私とあなたの2人っきり、どう? 私と一緒に飛びっきりワイルドで激しいセックスをしない?」

 トランプは少し考えた後、次のように答えた。

 「それで一体、私に何の得があるんだい?」

 私はこのエピソードが好きだ。大好きだ! そう、孤高のバイク乗りも、このエピソードをプリントアウトして、枕元にでも貼っておきなさい! いや、愛車のトップブリッジに貼っておいてもいいかもしれない。

 女なんてクソ食らえだ! バイク乗り、そう、孤高のバイク乗りはバイクに集中すべきだ! すべきだ! すべきだ! すべきだ! どうだ! どうだ! どうだ!
 だって考えてもみなさい、イケメンがそもそもヘルメットを被るなんてすると思うかい? つまり、イケメンじゃーないあなたにとって、ヘルメットを被るなんてー儀式は、特権なのだよ。ルックスも分らない、性格も関係ない、速けりゃ大将! 最高じゃーないか! サーキットは、女に縁がない者の天下だよ! やったー! あなたに乾杯!
 だって考えてもみなさい、イケメンが皮ツナギなんてーダサい洋服に10万も20万も支払うと思うかい? つまり、イケメンじゃーないあなたにとって、皮ツナギを着て走ることは、特権なのだよ。流行の洋服には無頓着、渋谷や原宿は“アウェイ”、知ってるのはサーキットまでの田舎道! 最高じゃーないか! サーキットは、女に縁がない者の天下だよ! やったー! あなたにハグ!(抱擁の意)

 どうだ! どうだ! どうだ! 電車男を観てウツ状態になったサーキット野郎共! チミにはバイクしかないのだよ! 分かったらブラウザを閉じて、即行でスピード☆スターさんにでも行って、なけなしの小遣いで1番柔らかいタイヤを買って、タイムを100分の1秒でも縮めなさい! それがチミの宿命なのだよ。

 えっ? 何々? そもそも、その前にオマエはバイクを買ったのかって? もちろん買ってませんよ。いや〜だって、こんな危ない乗り物に乗ったら、全国の女性アーブファンに申し訳ないでしょ?

★追伸
 かなり大昔に、私はロムシーの宣伝の為に、国内2輪専門誌の各編集部を回っていた時、まだ編集部が世田谷の弦巻にあった頃の『クラブマン』編集部に訪れた際に、現在ではかの有名な小林ゆきさんに初めてお会いしたが、その時の彼女は、私と同伴者に対して御親切にお茶を出してくれた。しかし、当時の編集長に挨拶した際には、その編集長は、私とクチもきかないどころか、目すら合わせなかった。(当然名刺交換もできなかった)
 私はその時、小林ゆきさんは天使に見えたが、当時の編集長は、ジャバ・ザ・ハットに見えた。

http://yukky.txt-nifty.com/bikeblog/2005/08/post_92aa.html


チョンガライダーの為の強力な武器




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