Erv's Letters index Text by Erv Yamaguchi


新年の抱負 2007年1月12日 13:18

 あけおめことよろ。

 さて、皆さん新年いかがお過ごしだろうか? 私はと言うと、来年は41歳の厄年を迎えて死ぬ予定だが、なんとか今年一杯くらいは生き延びようと、正月には前厄のお祓いをしてもらいに神社に出かけた。そして、最初私は、税金を払っていないこの店のシステムがよく分からなかったので、一体2時間でいくらなのか支配人に聞こうかと思ったが、料金は任意に自分で決めて良いようだった。(時間は神主さんに従い5分程度で終わった)ちなみに私は、本厄の年には、イーマン(しゃ〜んみゃ〜んえ〜ん)位支払う予定だったので、前厄はとりあえず、ツェーマン(い〜ちみゃ〜んえ〜ん)支払ってみた。人生に確実に存在するものは、死と税金だが、税金の存在を知らない人達は、これで私を死から救ってくれるのだろうか?

 ところで、皆さんは厄年を気にしているだろうか? ちなみに、私は昨年、三多摩地区にも“おバカ”にも何も関係のない、城南地区にお住いの、お利口フルな人間にも関わらず、三多摩バカ団という、キャー素敵な集まりを主宰するfu3さんより、三多摩バカ団の忘年会に誘ってもらったが、そこで私と同い年のfu3さんに尋ねたところ、fu3さんは厄年など全く気にしていない様子だった。さすがに刀で鉄砲に立ち向かう江戸時代の武士のように、19インチのカタナで、最新のスーパースポーツ車とはり合うだけあって、怖いもの知らずだ。
 また、怖いもの知らずのfu3さんだけでなく、他の私の友人知人も、皆さんほとんど厄年など気にしていない様子だった。しかし、セテのフィアンセの下げマン度とか、問題を引き寄せることで有名なキャメルカラーの呪いなどなど、私はオカルティーなことを心底信じている人間なので、厄年に対しても恐怖におののいており、本厄である41歳には、トミンサーキットの最終コーナーでタテ回転して死にそうな気がしてならない。皆さんはどうお考えだろうか?

 まー、厄年のお話はこれ位にして、新年の抱負を語ろう。
 さて、昨年私は、サーキットを3回走ったが、今年はもう少し増やして、4回から5回くらいは走りに行きたいと考えている。それもこれも、昨年一昨年は、あまり愛着もなく、単に走行会への間に合わせといった感じのマシンで、テキトーに走っていたことが多かったが、昨年11月の走行会では、厄年で死ぬ前になんとか1回乗りたかった、大好きな04のZX-6RRで走ることが出来、期待した以上に04ZX-6RRは素晴らしいマシンだったので、愛車とたわむれる時間を増やしたいと単純に思ったからである。
 しかし、04ZX-6RRは、これまでの人生で乗ったオートバイの中で、走る、曲がる、止まる、と、全てが最高だったパーペキなオートバイだったものの、いつも走行会で御一緒する、計算された謙虚さをおりまぜた健康的な自惚れ、といったイキフン(雰囲気)の日記が大人気のyktさんなどは、自分よりもはるかに高い次元で走っているし、今後は更にレベルアップもするだろうし、それどころか、yktさんの奥さんなどは、パドックではギザカワユスなルックスなのに、コース上ではギザハヤス(新ブログの女王しょこたん☆ぶろぐ風)なだけでなく、奥さんもまた会うたびに速くなっていて、ギザギザハートの子守唄世代の私などは、昨年同様、今後もyktさん夫妻にチギられそうなので、今年はなんとかしなければならない。ギザなんとかしなければならない。
 が、とにかく練習が大好きなyktさん夫妻と違い、私はオヤジ入っていて、練習走行には消極的なので、オヤジらしく、オートバイに金を突っ込みまくって、なんとか金で解決するとしよう。そう、サーキットは、マネー・トークス(とにかくこの世は金次第)だということを証明するのが、今年の私の抱負なのだ。ちなみに、私の心配は、yktさん夫妻も私以上にオートバイに金を突っ込んでいる点だ。(笑)

 ところで、以前私が乗っていたホーネット600は、人類が言語を発見して以来の大発明と持ち上げられたインターネットを、ただの重箱のすみつつきにまで堕落させた功績を誇る2ちゃんねらーの皆さんから、“盆栽雀蜂”(なかなか良いネーミングだ)と罵って頂いたが、04ZX-6RRは、『ロードライダー』(私の呪いでその内廃刊にしたい)誌や、『カスピー』(誰かの呪いで廃刊になりそう。一部の人にだけウケ)誌あたりに掲載されている、竜宮城のようなマシンに仕上げれば、2ちゃんねらーの方達からは、今度は“盆栽忍者”とか言って罵って頂けるのだろうか? しかし、一応ZX-6RRも、正式名称はNinjaZX-6RRなのだが、我が国でニンジャと言えば、やはりGPZ900Rのことなので、私のZX-6RRを盆栽忍者などと呼ぶと、GPZ900R乗りの方達は、「そのバイクはニンジャではない」と感じて気分を害すのではないかと心配である。しかし、2ちゃんねらーの方達は、そもそも他人の気分を害すことを生業としているので、余計な心配かな? とか、色々と深読みして悩む今日この頃である。(ウソです)

 えー、読者を喜ばそうと、半分は冗談で書いているが、残りの半分の本気として、引き続きZX-6RRに金を突っ込みつつ、理論的合理性が、必ずしも感情的満足感とは馴染まないという好例を今年も世に知らしめると共に、自らのプレゼンス(存在感)を示すことを今年の抱負としよう。ギザ抱負としよう。


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