Erv's Letters index | Text by Erv Yamaguchi |
あほう実行中 |
2008年12月28日 12:22 |
民主的で平等な社会において、国の頂点を預かる地位に登りつめるに為に重要なのは、「何をしたか」ということではない。「誰の子供として生まれたか」、である。 「それは最悪だ」とあなたは言うかもしれない。しかし、例え最悪でも、現実とはそういうものだ。 大人達は子供には言うだろう。建前で。「人間は努力すれば目標を達成できる」と。しかし、この話が真実だったためしはほとんどない。繰り返すが、何かを達成するには、「何をしたか」、よりも、「誰の子供として生まれたか」、が、決定的に重要である。 つまり、この国の総理大臣になる為には、ひたすら精子の宝くじに当たることを祈るしかない。 |
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