Erv's Letters index Text by Erv Yamaguchi


終ったズラ
2009年3月15日 18:02

 「金のためなら、なんでもするズラ」の『銭ゲバ』が昨日終ったズラ。子供の頃に原作が好きだったズラ。


【放送開始頃ズラ】


【途中頃からズラ】



 でも、殺人者が主人公という設定に恐れをなしたのか、途中からスズキは提供のテロップから社名を外して、ドラマが始まる前にCM流した後は、ドラマ中はコカ・コーラと公共広告機構のCMしか流れなくなったズラ。

 つまりスズキはヘタレ企業ズラ。本人達はイメージダウンを恐れて取った処置なのかもしれないけど、『銭ゲバ』ファンはガッカリズラ。こんなヘタレ企業のイメージダウンの為なら、ネットでネタにするズラ。つまりスズキにとっては“やぶへび”ズラ。ザマーミロズラ。

 スズキは2輪乗ってる奴が変態でも、4輪の広報がヘタレじゃしょーがねーズラ。とっとと2輪部門はスピンオフ(分社化)してもらいたいズラ。その方が2輪の売上も伸びるズラ。4輪のとばっちりはゴメンズラ。


こうした経済危機を乗り切るには奇策はなく、「全社員が力を合わせて、やることをやっていく以外にない」と鈴木会長は力説していた。
スズキの鈴木会長、「4-6月が底、しかし…」より


 アルト作ってる奴とGSX-R1000作ってる奴が力を合わせようがないズラ。統合ではなく分割という奇策が必要ズラ。分割すれば、4輪の会社は4輪売ることに全社員が力を合わせ、2輪の会社は2輪を売ることに全社員が力をあわせるズラ。

 スズキが2輪をスピンオフして、21世紀以降日本で最初のオートバイ専門のメーカーが誕生すれば、新しいオートバイ専門メーカーは、ハーレーのように金を儲け、ドカのようにレースで勝てるようになるズラ。なぜならば、ハーレーもドカもオートバイ専門メーカーだからズラ。

 対する4輪専門のメーカーが出来れば、軽自動車専門のダイハツに勝てるようになるズラ。

 会長の名誉や独占欲の為の懐かしい根性論よりも、“フォーカス”という名のマーケティング・ロジックの方が社員のモティベーションも売上も双方上がるズラ。

 何でも屋の百貨店の売上はどこまでも落ち込み、入れ替わるように靴のABCマートのような専門店が急成長しているように、時代が専門化を求めている証拠は沢山あるズラ。

 つまり金のためなら分割でもなんでもするべきズラ。




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