Erv's Letters index Text by Erv Yamaguchi


『石原慎太郎よ、退場せよ!』を購入
2009年5月29日 16:52

 私はこれまで、アマゾンで本を買ったことは2〜3回程度しなかなく、最後に買ったのがいつだったのかも覚えていなかったが、ネットでこの本の存在を知ったので、そのままリンク先からアマゾンに行って購入手続きをしたら、「いそぐんなら今日届けてやってもいいぜベイベー」という項目があったので、そこにチェックして購入したところ、なんと、本がその日の内に届いて驚いた。

 普段からアマゾンを利用している人だったら、「何を今さら」の話なのかもしれないが、同じ通販で生計を立てている者として、当日配達には正直ビビった。スゲー、アマゾンマジスゲー。




石原慎太郎よ、退場せよ!

新銀行東京、オリンピック招致、社会的弱者切り捨て政策…石原都政が東京に与えた傷跡を検証し、慎太郎の本質を斬る!

目次
第一章 「小皇帝」石原慎太郎の本質
第二章 石原都政が東京に残した傷跡
第三章 石原慎太郎への退場勧告

内容説明
老害を撒き散らすだけなら退場せよ!
無責任体質全開の新銀行東京問題、花道にしたいだけの東京オリンピック招致、差別発言とともに進む社会的弱者切り捨て政策、教育現場から教員までもが逃げ出す教育改革、そして身内に甘いだけの人事と処世術・・・。
この十年、新自由主義とナショナリズムの波に乗り、東京に君臨してきた「小皇帝」石原慎太郎だが、「時代に求められた男」の賞味期限はもう切れている!



 という訳で、まだ全部は読んでいないが、冒頭では、石原都政により監視カメラだらけとなった新宿や渋谷が、昔の趣きを失ってしまったことを著者がなげいているかのようだったが、歌舞伎町の人達、特にセクシャルマイノリティーが多い2丁目の人達が、これらの人達に対する蔑視が多い石原を超ウルトラ嫌っていることは知っていたが、私自身は新宿に思い入れがなかったので、対岸の火事的に見てしまっていた部分もあったのだが、私が愛す代々木公園のストリートパフォーマーや路上ライブをやってるバンドマンやツイスト踊ってるローラーの人達も、昨年から取締が強化されたようで、こうした人達がめっきりいなくなってしまい、対岸の火事では済まされないという状態になってきた。

 ちなみに、↓は昨年の代々木公園付近のストリートパフォーマーの様子。私は幼少期からこのカルチャーを見て育ち、このカルチャーを愛してきた。





































 しかし、石原の悪政により、このカルチャーは消滅してしまった。

 ↓は、規制が強化された後の様子。同じ日曜日とは思えない状態になった。









 ご覧のように、外国人の観光名所としても名高かった日曜日の代々木公園周辺は、規制が強化される前と違い、何の味気もない無味無臭な場所に変貌した。









 また、昨年末は、テキヤも全て排除されたが、今年の春になってまたテキヤの人達が働き出したので、昔のにぎやかさが戻るかと思った矢先、早速、警察がテキヤ摘発に乗り出していた。







 また、ローラーの人達は、音も出さず、踊りもせず、ただ同窓会チックに集まっているだけだったが、こちらも排除しようと何やら行政の人達が働きかけている様子だった。

 という訳で、私は昨年から趣味で写真を撮るようになったが、うまくその時期と重なった為に、こんな形で石原の悪政を表現できるとは夢にも思わなかったが、アジア最大の歓楽街と言われた歌舞伎町だけでなく、私が愛した代々木公園周辺や、加藤が暴れまわった後の秋葉原など、東京は石原都政により、これまで都民や観光客が愛した文化がことごとく否定され、石原の独善的な行政がまかり通っているという状態になっている。

 我々は利権で動く人達だけが儲かる打ち上げ花火的な東京オリンピックなど全く望んでおらず、むしろ、これまで数十年間愛してきた、日々の東京のカルチャーの存続こそ強く望んでいる。

 そして、こうしたカルチャーを復活させ、東京を魅力的な街にする為にも、石原には退場してもらいたいが、まずその第一歩としては、東京都議選で、自民・公明推薦の都議を選挙で落とすことが非常に重要だと強く訴えたいと思う。

 東京都民として、人間として、石原の悪政は絶対に許さない。




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