Erv's Letters index | Text by Erv Yamaguchi |
カルチャー・クラブ降臨(備忘録) |
2009年7月28日 11:55 |
2009年7月3日 11:58 ノー・モア・ウォー ↑にて、最後にボーイ・ジョージが唄うカルチャークラブの『The War Song』を紹介したので、中学生の時に聴いていたカルチャー・クラブの事を思い出して、たしか、20年位前に、海賊版のクラシック(伝統)と言える、渋谷の露天で、インチ輸入盤のカルチャー・クラブのベストのCDをイラン人(確証はないので私の予想)から買ったような気がして、2〜3日前にそのCDを一生懸命探したが見つからず、さんざん探した後で、キズかなんかの原因で曲が“飛ぶ”ので捨てたような気がしたりしなかったりで、そんな事すら思い出せないくらい初老(笑)に入っていて、でもなんかそのCDが気になってしまい、日曜日に渋谷に出た時に、もう余生も少ない気もして、別にミーハーチックな人間であることをカミングアウトしてもいいやと思い、カルチャー・クラブのベスト盤のCDを買ってしまった…。 なんてミーハーなんだろう、俺。みたいな。(笑) でも、今から四半世紀以上も前の中学生だった時は、かの有名な(最近も放送している)ベストヒットUSA的なポップスをフツーに聴いていたのも事実なので許してちょーだいということで、同世代の方で、私と同じくミーハーチックにポップスを聴いていた方は、一緒に過去を懐かしみましょう。 Culture club - Do you really want to hurt me 邦題で『君は完璧さ』。これが最初に売れたのか? Culture Club Time (Clock of the heart) 個人的に1番好きな曲。 Culture Club - Church Of The Poison Mind この辺りからかなり売れてきたので、コーラスのナントカおばさん(忘れたw)とかのサイド・メンバーとかも充実してきて、ノリが良くなってきた。 Culture Club - Karma Chameleon ♪カ〜マカマカマカマ♪ってオマエがオカマだろっ! みたいなツッコミが日本人の評価。(笑) Culture Club - It's A Miracle 『Time』よりもこっちの方が好きかも?(笑) なんかとっても幸せになれる曲。80年代的な能天気さが嬉しい。(笑) あと、ボーイ・ジョージが日本びいきということで、この辺りからアングロサクソンにありがちな間違った日本人の描写もPVに多くなってくる。(笑) Culture Club - Miss Me Blind カルチャークラブなので「文化倶楽部」とか「Miss Me Blind」なので「恋の盲目」とかPVの最後の「メラメラと燃えている〜」とか、とにかく絵的に日本を入れたかった感じ。(笑) それと、1984年の曲なので、ちょうどピッタシ四半世紀前という感じで、多感な10代にこんな能天気な曲聴いて育てば、そりゃー平和ボケもするわな。(笑) という訳で、若い世代のバイク乗りに分かりやすく説明すると、SSに対するビクスクみたいな“ゆるい”調子の音楽でした。(笑) ちなみに、バイクに関しては、私は下手にロードレースとかに手を出しちゃったので、ビクスクとか視界に入れることが出来ない体になっちゃってたけど、音楽に関しては、楽器やったりバンド組んだりしたことが無かったことが幸いして、こんなミーハーチックなバンドの曲も平気で聞けるので、そんな自分を省みると、硬派な走り屋ライクな人達がビクスクを蔑視するのもナンセンスな気がしてしまい、言いたいこととしては、幼稚園の保母さんライクに、「みんな仲良く」という感じで、そんな博愛主義や反戦平和を訴えているのが、カルチャー・クラブのような気がする。 ★追伸 自民党が民主党批判で配っている中傷ビラ(チラシ形式ではなく“冊子”なので選挙違反ではないと自民党は主張)に、右翼政党らしく、「過激な性教育や行き過ぎたジェンダーフリー教育など、不適切な教育を正します」と書いてあるけど、過激な性教育なんてガンガンやってもらって構わないし、男らしい女がいても女らしい男がいても構わないし、とにかくみんな自由で“ゆるく”生きることでストレスの無い社会を目指したいどえす。 あんど、自民党とか石原とか右翼とかが、「国を愛せ」と訴えても、オマエ達がいるから愛せないという、皮肉なバラドックスがございます。 まー、そういうこと気付かせてくれた、ミュージシャン達のメッセージ性マジスゲー。 ジンゴイズム(好戦的愛国主義)はマジウゼー。 |
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