Erv's Letters index Text by Erv Yamaguchi


清志郎追悼(Char meets編)
2009年8月1日 20:16

Char meets #10 忌野清志郎 01/11


 弁当オチかよっ!(笑)


Char meets #10 忌野清志郎 02/11


Char meets #10 忌野清志郎 03/11


Char meets #10 忌野清志郎 04/11


Char meets #10 忌野清志郎 05/11


Char meets #10 忌野清志郎 06/11


Char meets #10 忌野清志郎 07/11

 ネガティブなポジティブ。(笑)


Char meets #10 忌野清志郎 08/11



Char meets #10 忌野清志郎 09/11


Char meets #10 忌野清志郎 10/11

 カッコ良すぎ。(笑)


Char meets #10 忌野清志郎 11/11



 という訳で、『Char』で検索してたら偶然見つけた映像で、昨夜はパート7まで見た所で、何度やっても途中で止まってしまい、チャド・ハーリー(YouTubeの生みの親)のせいなのか、マイケル・デル(私のパソコンの生みの親)のせいなのか、ビル・ゲイツ(IBM会長ルー・ガースナーの目の上のたんこぶ)のせいなのか、コンピューターのシステムにうとい私にはよく分からなかったが、私の“カン”ピューターにて、これは「早く寝ろ」という天のおぼしめしだったのだと思い、昨夜はそのまま寝て、今日になってパート7以降を見た。

 思うに、バイクはひょっとしたら死んでしまうような危険が危ない頭痛も痛い乗り物だが、楽器をひいて死ぬことはあまりないので(粉系に手を出すとヤバいがw)、これを読む16歳位の少年は、間違ってもバイクなどに憧れず、不良を気取ったり女にモテたいと考えるのであれば、ギターでも買った方が良いと助言したいと思う。

 ちなみに、私の祖父は、その時代の夜遊びにて、“踊り”などをたしなんでいたようで、祖母は三味線を今でもひいていて、私の父親は若い頃はジャズの太鼓叩きのロープー(プロ)で、現在は趣味で叩いているようだが、そんなこんなで、山口家の家系は、割と音楽や踊りと言ったDNAが強い家系なイキフン(雰囲気)だというのに、私はなぜか、16歳でクルマの整備士になり、17歳でバイクでサーキットを走り出したりと、全く音楽とは関係ない道を歩んだ。

 私自身、自分が好きで選んだ道なので、家系とかDNAなど全部シカッティングのつもりで生きてきたのだが、小学校1年生の時に離婚した、私の実の母親と、その母方の祖父と祖母に、27歳か28歳の時に20年振りに会った際に聞かされた話で、私の母方は九州の熊本県出身だったらしく、その熊本の親戚関係の人達は、みんな自動車関係の会社をやっていたり、中にはレーサーをやっていた人もいるとのことで、そう言えば、3才とか4才くらいの時のうろ覚えの記憶で、レーサーやってる親戚のお兄さんのクルマに乗った時に、母親か誰かが、「ここは公道だからとばしちゃダメよ」みたいな忠告をしていたような覚えがあった。

 という訳で、わたくしごと的な話で申し訳なかったが、サーキットを走り始めて10年後に聞かされた母方の親戚筋の話なので、プラシーボ効果(先入観)もないようで、単に山口家のDNAよりも、母方のDNAが発揮されたおかげで、私は自動車とかバイク関係の道に進んでしまったのかもしれない…。

 今思うと、バイクなんか乗るよりも、楽器とかやってた方がはるかに金もかからず良かったと思うが、もし音楽の道に進んでいたら、ブルースにハマって、今頃“粉系”のドープ(麻薬)におぼれて、ムショとシャバを行き来しながら廃人街道を歩んでいたような気もするので、どっちもどっちかもしれない。(笑)

 あと、以前一緒にツクバを走っていた森川ちゃんは、趣味で楽器(ベースだったか? ギターだったか?)をやっていて、彼が言うには、楽器というのは、出来る人と出来ない人にハッキリ線引きできるから、出来ない人は出来る人に対して敬意を持つことができるけど、楽器は、ある程度出来るようになれば、コードとかを伝えあえば、いきなり知らない人とでもセッション出来ちゃって、楽器がうまいか下手かは、音楽で売れる売れないとは別問題なので、出来るようになっちゃったら、後は個性の勝負と言えるけど、バイクなんて、誰でも乗れるので、別にバイクに乗れること自体は全然尊敬されるネタにはならないというのに、サーキットでフルバンクして走れるレベルと、そこにいけないレベルの差は激しく、それなのにバイク乗りはバイク乗りで十把一絡げにされるのは心外みたいなことを言っていたような気がするが、面白い分析だと思った。

 そう、バイクというのは、腕力の無いか弱い女の子とかが、ただ運転できるようになるだけで達成感があるという場合をのぞいて、フツーのヤローなら、特に難しい技術も必要なく簡単に運転だけは出来るが、200キロくらいある金属の塊をフルバンクさせて走らせられるかどうかとなると、突然敷居が高い乗り物となる。

 だと言うのに、確かにパンピーの方達は、ツーリングライダーもサーキット野郎も十把一絡げにする傾向があるので、サーキット野郎は何の優越感も得られずタイヤ代だけがかさんでいく訳だが、(笑) 金がかかるのでやめようやめようと常に考えていてもなかなかやめられないのは、あのフルバンクの味がドーピング(麻薬)になっているからで、サーキット野郎達の“ネガティブなポジティブ病”は永遠に治らないと言える。(笑)

 という訳で、清志郎の追悼のつもりが、結局バイクの話になってしまった…。

 恐るべし俺を捨てた母親のDNA。(笑)

 まーでも、何も報われないサーキット野郎達の気持ちを汲んで最後に語れば、同じレベルのライダーとのバトルは、スタジオでのセッションと似たような快感があるとは思う。




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