Erv's Letters index Text by Erv Yamaguchi


何度でも石原都政に絶対反対!
2009年10月9日 10:40

見苦しい言い訳ばかりするな 石原慎太郎
2009/10/8 10:00

●チャッカリ鳩山首相宅を訪問したイヤらしい計算
 潔く、自分の能力不足を認めて全面謝罪すればいいのに、この男、頭を下げるのが本当にイヤなようだ。コペンハーゲンから帰国した石原都知事が記者会見で敗因について「見えない政治的な力が働いた」「東京のプレゼンテーションは数段よかった」と減らず口の言い訳を連発した。見苦しい限りだ。
「唯我独尊。手柄は自分が取り、失敗は他人に押し付けるのが石原流の生き方だから、五輪招致に失敗したら、必ずだれかのせいにしますよ」
 IOC総会の前からスポーツジャーナリストの谷口源太郎氏が指摘していたが、案の定だ。
 石原は「見えない政治的な力」について「昔の自民党の総裁選のようなもの」と語った。「ニッカ・サントリー」と呼ばれた札束買収作戦を言いたかったようだが、これだって言い訳だ。
「五輪招致が、“ロビー活動”という名の供応買収活動で決まることは誰だって知っている。それを敗因にしたって仕方ないし、ロビー活動がイヤなら最初から五輪招致に手を挙げなければいいのです。でも、石原都知事があえてリオやマドリードの政治的な動きを強調したのには別の理由がある。“東京は身ぎれいな招致活動をした”と言いたかったのでしょう。なにしろ都議会の民主党などが、招致費用150億円を何に使ったのか、詳細を追及すると息巻いていますからね」(政界関係者)
 その民主党にも手を打とうとしている。帰国した石原はその足で、鳩山首相の自宅を訪問。プレゼンテーション出席のお礼をしたが、わざわざこんな下手に出たのは「連帯」を強調する魂胆だ。首相と二人三脚を見せつければ、都議会民主党も攻めにくくなる。そんな計算があるのだ。
 総選挙中に鳩山献金問題を「脱税に近いし、完全に詐欺だ」と口汚くののしっておきながら、自分の損得がからむと、手のヒラを返して接近する。度し難いご都合主義のズル政治屋だ。

(日刊ゲンダイ2009年10月5日掲載)


 どうにも怒りがおさまらないので、しつこいと言われようが、ひたすら石原を糾弾したい。

ずいちさんの2009年6月13日のエントリ

 ↑の、ずいちさんというカタナ乗りの方のエントリでは、ずいちさんは2ヶ月に1セット位オーリンズのフルアジャが買えるくらいの住民税を支払っているとのことなので、もし仮に住民税がタダだったら、ずいちさんは1年に1〜2台くらいはカスタム車を製作して、もしそうなれば、私が属す2輪業界もホクホクと言った調子なのだが(盆栽万歳!)、それを阻止しているのが強烈に高い住民税であり、まさにこれが景気回復の足かせとなっている。

 しかし、仮に税金が高くても、そのお金がしっかりとした福祉や医療に使われ、例えばあなた自身やあなたの家族のどなたかが病気になったりしても、特に不安を感じることがない社会が実現しているのであれば、北欧の民社社会主義の国のように、貯金したり保険に入ったりせず、それらは税金を支払う事で事足りていると納得することだろう。

 ちなみに、デンマークでは、人が生まれる時の出産の費用から人が死ぬ時の葬儀代も全て国が負担しているし、出産費用はもとより、例え億単位だろうと病院での入院や治療費は全て無料である。繰り返すが全て無料である。

 これだけ医療や福祉が充実していれば、高い税率にも納得できるし、それに納得した上で国民幸福度が世界的に見て極度に高いのが北欧の民主社会主義国なのである。

 しかし、東京都知事である石原慎太郎は、就任直後にまず放った言葉として、「何が贅沢かってまず福祉」と語ったように、様々な福祉政策や医療費を削減し、代わりに100億という単位で都民の税金を自分の金のように使い、融資斡旋で自分の息子の集票に利用しようとした新銀行東京や、ドラ息子に公職をあてがったり、豪華海外旅行や私的な飲み食い等々、東京都民が支払った血税を湯水のように使い都政を私物化した。

 私が思うに、東京都に住む住民であれば、何も支援を打ち切られた社会的弱者だけでなく、フツーに働く人達だって、怒りを持って都庁に列をなして抗議に出かけ、それこそ暴動を起こしてもおかしくない事態だというのに、江戸時代からの“おかみ”に従順な日本人気質が災ってか、多くの東京都民は沈黙を保っている。まさに異常なおめでたさだ。(もちろん、都議選では多くの人達が民主党を支持したことは大変良いことだと言える)

 しかし、原因は日本人のおめでたさというよりかは、何度でも繰り返すように、電通が牛耳るメディアによる大衆に対するブレーン・ウォッシュ(洗脳)が原因にあると私は考えている。

 しかし、自由だと“思われている”国であるアメリカは、日本よりもはるかに大衆コントロールが突き進んでいて、FOXなどを見ている人は、その内容に騙されて共和党を支持している。

 ちなみにこれは、日本においては産経新聞を読む人とフジテレビの報道番組を見る人が洗脳されて自民党を支持しているのと同じ構造だ。

 更にもっと言えば、「共和なら、サルでも受かるテキサス州」と同じく、「自民なら、サルでも受かる群馬県」と言った標語でも分かるように、共和党や自民党は、田舎の人達を主なブレーン・ウォッシュのターゲットにしているが、これは、いわゆる“一票の格差”(日本は最大4.77倍)の利用と、田舎の人の方が土建屋の利権を利用したり純朴な人達を騙しやすいというのが、彼らの戦略なのである。

 しかし、ベンジャミン・フルフォードなどのジャーナリストに言わせると、アメリカに比べれば、日本の方がはるかに自由に権力を批判できるとのことで、井の中の蛙のごとく、海外の人はそんな風に日本を見ているのかと、ある意味不思議な感覚にもなるが、日本では、テレビや大手新聞などは、ほとんど体制にコントロールされているものの、週刊誌などは体制のゴシップを割と自由に書いているので、そうした状況から、ベンジャミン・フルフォードも反体制的なジャーナリストの活動を日本で行っているようだ。

 また、世の中の裏事情を伝える雑誌として創刊した、『サイゾー』の元編集長である、こばへんさんと、私はバイクつながりで親交があるのだが、こばへんさんも、沢山裁判を抱えているようで(笑)、創刊当時は住所や連絡先をふせて活動されていたようだが、現在は成り上がって(笑)、『サイゾー』誌の編集は後継者に譲り、現在はIT企業のCEOになってしまった。(しかし、IT業界では稼ぎが100億以上ないとインポ扱いされるらしいw)

 え〜と、何の話だったか? そうそう、石原の悪政についてだったよ。“おつむ”が弱いのでいつも話が脱線してワリーね。

 とにもかくにも、今月末には、これまた石原の愚行である三宅島モーターサイクルフェスティバルが開催される。

 もしあなたが東京都民であれば、あなたはバイク乗りである前に1人の納税者として、このバカげたイベントに反対を表明すると共に、我々が納めた税金、更に言えば、弱者を切り捨てた上で投入された税金を使って、自分さえ良ければそれで良いという“我れ良し”と言った自己中心的な考えを持つバカげた参加者や、これを機会に売名を働く2輪業界関係者に対して、断じてNOを突き付けると共に、石原都政にもNOを突き付けて頂きたいと思う。

 東京都民は、日本国民は、石原の悪政を絶対に許してはいけない。




三宅島モーターサイクルフェスティバルに絶対反対!









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