Erv's Letters index Text by Erv Yamaguchi


アイラブロカビリー&ロムシーのお宝
2009年10月29日 23:01

 以前書いたように、私は中学生ん時は、『アメリカン・グラフィティ』のサントラを永遠に聴いてるような少年で、♪アット・ザ・ホップ♪とか♪ロック・アラウンド・ザ・クロック♪とか♪ジョニー・B・グッド♪とか5万回くらい聴いて育ったので、ぶっちゃけロカビリーがウルトラ大好きなのだが、オリジナルの50年代の映像は正直他人が見ても退屈な感じで、前回はジョーン・ジェットとかリアルタイムだった人を紹介しちゃった訳だが、まー、ついてこれない人は御免なさいということで、今回は個人の勝手調でロカビリーでかますぜベイベー。



 まーこれが基本ということで、アメグラは予告編で十分ではないかと思ってご紹介いたします。(笑)

 ちなみに、日本は90年前後が好景気だったので、否、正確には、80年代後半がバブルで、90年にはバブルは崩壊してその後は下り坂に入っていった訳だけど、90年代前半はそれでも80年代後半のバブルを引きずったカルチャーでバブリーだったというイキフン(雰囲気)で、それに対してアメリカは、50年代が空前の好景気で、アメリカのフィフティーズ(50年代)のカルチャーをつまい喰いしつつ、80年代バブルも体験しているという私自身は、かなり強烈幸せ人生でやんす。手前みそですが。(笑)

 まーでも、現在は不幸の真っただ中という暗闇の時代を若い人達と共に味わっているので、ネットウヨの人達とかは妬まないでください。(笑)



 オールディーズはYouTubeだと退屈調なので、中学生ん時のリアルタイムなバンドでロカビリーと言ったらストレイ・キャッツは外せないということで、ストレイ・キャッツをどうぞ。ブライアン・セッツァー(ボーカル)がカッコ良すぎ。(笑) つーか、太鼓もベースもカッコ良すぎ。(笑)

 ちなみに、ボーカルのブライアン・セッツァーは、最近はその名もブライアン・セッツァー・オーケストラという名前(そのまんまw)で活動しているが、今はだいぶメタボ入っている。(笑)



 踊りてー!(爆)

 ところで、『土曜の夜だぜ!!!』にて、『サタデー・ナイト・フィーバー』を紹介した流れから、ジョン・トラボルタつながりで『グリース』に行けば良かったのだが、途中ユーロビートで脱線したものの、ちゃんとこちらもご紹介したいと思います。(笑)



 これくらいのバカっぽさが私の、私自身の主成分である。(爆)



 ロカビリーの話から脱線している感も否めないが、(笑) 楽しければそれでいいということで。(笑) あんど、HDだとえらいキレイな画質で観れます。

 ところで、今の若い人達って、青春おばかムービーとか何観て育ってんのかね? もし何もねーという場合には、こんなのレンタルしてきて少しは元気出してちょーだい、みたいな。(笑)



 ロカビリー系の映画ということで、『クライベイビー』という超B級マイナー映画もあるが、ちゃんとリーゼントにしてるもろロカビリーの人も意外に知らない程マイナーな映画で、どちらかと言うと、コアなジョニー・デップのワンフー(ファン)の人が観ちゃうという映画なのだが、↑では、観客の女性がパンツを投げちゃうとか(笑)お約束な映像もあってお勉強になる。(笑)

 あと、かなり前に観たので裏覚えだが、ジョニー・デップ扮する主人公のクライベイビーは、目の下に涙のタトゥーがあるのでクライベイビーと呼ばれていて、主人公を含めた不良グループのことが気に食わないという、小奇麗なボタンダウンとチノパンを着た、もろアイビールックの生徒会っぽいイキフン(雰囲気)の敵役(かたきやく)として予定調和的に登場するグループの人達(笑)が、これまた予定調和的にクライベイビーのグループに様々ないやがらせをするのだが、そのいやがらせの方が悪すぎて、逆にクライベイビー側は別に悪いことは何もしてない感じなので、客観的に考えて「生徒会っぽい人達の方がワルだろ」みたいなとこが笑えます。(笑)

 あと、ラストシーンはほとんどドリフだった記憶がある。(爆)



 あったあったラストシーン!(核爆)

 最後は、アメリカ人大好き調的な予定調和で、お約束的なチキンランとなるが、通常のチキンランと違って、それぞれの親玉が屋根の上に乗っかっちゃってる感じで、もう何だか意味がさっぱり分からないが、チキンランするクルマに妊婦が乗ってて、(爆) チキンランの途中で子供が生まれちゃうとか、(爆) もうパーペキにドリフを超えている。(爆)

 という訳で、実は私はロカビリーがウルトラ大好きなのだが、25歳の時にROMCを開催し始めた時も、お客さんと共にオールディーズの生バンドが入るライブハウスに毎週週末に踊りに行ってて、その時に踊り過ぎでヒザを痛めてしまったのだが、(笑) どんだけツイスト大好きなんだよみたいな証拠画像が、↓の1992年のROMCのランキング発表のパーチーの模様だ。(笑)

1992年のROMCの年間ランキング発表のパーティー

 この頃が一番楽しく幸せだったなーという感じで、みんなはじけてたね。(笑)

 そう言えば、この時に演奏してもらったグッディーズというバンドのボーカルの女性と付き合ってて、この日も彼女をライブハウスまで送ったというバイク乗りの方が、↑のエントリを見て懐かしかったみたいなメールを送ってきて頂いたこともあったが、世の中狭いというか、全世界に情報を発信していると、ひょんな所で人とつながったりするもんだ。

 という訳で、さっき夕方やってた再放送のロンバケにて、キムタクが、「音楽は音を楽しむものだ」と語っていたので、楽しきゃ何でもアリ的に開き直ってここのところ音楽ネタでかましているが、70年代ソウルを起源としたダンスミュージックや、ブルースを起源としたロカビリーとかが私と親和性が高い音楽のジャンルということで、まーどちらも明るくノリがいい音楽というのが特徴でやんす。

 それと、『グリース』とか『クライベイビー』とかの青春おばかムービーとかの王道として、清純っぽいヒロインが、ちょっと不良っぽい主人公に恋をして、色々と途中でドタバタするに当たって、バンドとかバイクとかクルマとかが主人公の不良っぽさを演出する小道具として重要な存在になる訳だが、ギターとかの楽器とかバイクとか、ようするに今も昔も不良を演出する道具という調子で、どちらも自由と平和と反体制がキーワードのシロモノ家電なので、ジェットヘルかぶって銀ブチメガネかけてるようなオッサンツーリングライダーとかを増やす啓蒙活動もいいかもしれないが、2輪業界なんてもっとドロ臭い調子でニッチに溶け込んでればいいのではないかと思う今日この頃というか、昔から未来にかけても不変な私の想いでやんす。

 バイクネタから離れ過ぎてるからと言って、オチが無理やり過ぎるだろ。(笑)








★オマケ



 ここのところバイクネタがないのと、↑の文章書いてて、初期のROMC(ロムシー)を思い出したので、手前みそながら1992年当時のロムシーにて、参加者に配っていたリザルトブックの表紙を紹介しよう。

 ちなみに、当時私が経営していたショップの近所にあった、造形大学にズカズカ入って行って、アメコミ調の絵が描ける人を探し出してこうしたパンフレットのイラストの製作を依頼していたのだが、パソコンとかカラーコピーとか当然無い時代で、文字とかは私がインレタ使ってシコシコ手作業で貼っていた。(笑)

 この手作り感が草レースっぽくてたまらないが、(笑) それよりも、いかに私がアメコミとかが好きなのかが良くわかる。(笑)




 ↑はエントリーリストで、全然バイクのレースとは分からず、パーペキアメコミの同好会の回覧板みたいなデザイン。(笑)




 ↑はレースのレギュレーションブックで、これまた全然バイクのレースとは関係ないデザイン。(爆)




 ↑のレギュレーションブックの裏面で、とにかくお堅いまともなレースへのアンチテーゼを表現したかった感じ。(笑)




 そして、一旦中止したロムシーは、1996年に1回だけJJR(ジャパニーズ・ジャンキー・レース)と名前を変えて復活させたことがあったのだが、この頃にはカラーコピーがコンビニに入るようになってきた。

 でも、パソコンとかはまだないので、文字はワープロで作って、それをカッターナイフで切ってイラストに貼り付けていた。(笑) 文字と文字の間の小さな三角の部分がすけて向こう側のイラストが見えてるけど、全部カッターナイフの手作業でやんす。(爆)

 つーか、まんま表紙がスポーンで、「どんだけアメコミ好きだよ」みたいな。(笑)




 でもって、↑はレースに参加した人にレース後に送ったリザルトブックの表紙で、今度は全然スター・ウォーズの同好会の回覧板になっている。(爆)

 でも、1997年の正月映画にやってくる直前の、まだ画像とかない時期にインディペンデンスデイの画像も挿絵的に入れてて、SF映画ファンに応えている感じ。(応える必要ねーだろw)




 でもって、↑は6年ぶりに今度は那須でロムシーを復活させた時の案内のパンフレットの表紙で、伝統的に永遠にアメコミ調でやんす。こんなとこにコストかけてどうすんのかね?(笑)




 ↑は那須でやった時のロムシーのレギュレーションブックの表紙。バイクのレースって絶対に分からせないよう意地になってる感がある。(笑)

 ちなみに、裏面はいつももっとエロい感じで、お子さんがいる参加者の方からは、「うかつにその辺に置いておけない」と苦情がよく入った。(笑)




 ↑はエントリーリストで、やっとバイクを登場させました。(笑)




 ↑は2003年の案内の表紙なので、きたりんとかはギリで知っているのでは?




 もうインターネットはあったのに、まだこの頃まではニュースレターとか送っていたけど、アメコミと言うか、全然SF映画ファンの同好会の回覧板という感じでやんした。(爆)

 でも、1番下に『グリース』の写真も使ってるね。(笑)




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