Home > Yamaring > my Machines > my HORNET > ブレーキ強化(2005年3月31日)



1回目と2回目の走行では、
久々にオートバイに乗ることによる、
ビビリミッターの作動により、
私は全然フルブレーキングが出来ませんでしたが、
もちろんそれは、
握りゴケによる転倒を恐れていることが原因でありました。

従いまして、
ホーネット600のブレーキシステムには、
特別不満はなく、
不満は自分自身のビビリミッターだったのですが、
エンジンが大幅にパワーアップした前回の走行では、
これまでと違って、
物凄い勢いで次のコーナーが迫ってくるので、
だんだんと不可抗力的に、
私はフルブレーキングできる領域に近づいていくこととなりました。

そこで私は、
もっと初期にガツンと効くパッドじゃないと、
制動距離が縮まらないと思ったので、
私は次の走行に備えて、
以前、知人の稲葉さんに薦めて頂いた、
ジクー製のブレーキパッドに変更することにいたしました。




プレートの色が高級感のある感じのジクー製のパッドを装着した私のホーネットのフロントキャリパー。
効きを最大限に生かす意味でも、
フロントのブレーキホースも、
プロト製のスウェッジラインというステンメッシュホースに交換いたしました。

ちなみに、
ノーマルのブレーキホースは約300gで、
ステンメッシュホースが約150gだったので、
若干の軽量化にもなっているようです。




ガツンと効くブレーキですと、
当然、“握りゴケ”の心配が出てきますので、
若い頃に使用していて、
個人的に絶大な信頼を置いていた、
コントローラブルな、
ラジアルポンプタイプのマスターシリンダーも装着いたしました。

ちなみに、
私が若い頃には、
ラジアルポンプタイプのマスターは、
高価なブレンボ製のものくらいしかセレクトできなかったのですが、
今回装着したものは、
アクティブさんから定価21,000円(税込)で販売されている、
ニッシン製のもので、
最近のバイクパーツは、
のきなみ高品質高価格になっているな〜と思っている中、
このラジアルポンプのマスターに関しては、
コストダウンにより低価格を実現している数少ない例だと思いました。

そして、
こちらのニッシン製のマスターは、
エア抜き用のバルブが最初っからマスターについていて、
エア抜きがラクになっていることと、
ブレーキレバーに距離の調整機構がついていることもマルといった感じです。

ちなみに、
転倒に備えて、
スペアレバーも購入しましたが、
こちらは5,040円(税込)でした。




ファーストライドでは、
ビビリミッターの作動により、
ホームストレートでは11000回転位、
左ヘアピン立ち上がりでは10000回転位でシフトアップしていたのですが、
帰ってきてから反省し、
ちゃんと最高出力発生回転である、
11500回転は回さないといけないと思い、
2回目の走行では、
12000回転位まではひっぱっていたのですが、
それも、
ストレートでマシンが垂直になってから数メーター走ったところでのシフトアップでした。

しかし、
私のホーネットは、
これ以上はショートに出来ないというファイナルに設定していたので、
これはこれでこれ以上はしょうがないといった感じだったのですが、
前回の走行では、
エンジンの吹け上がりが相当に早くなってしまい、
最終コーナーの立ち上がりで、
まだマシンが垂直になる前にシフトアップとなってしまったり、
ひっぱると13000回転以上は回してからのシフトアップとなったので、
1000回転位はシフトアップのポイントを下げようと計算したところ、
フロント1丁上げが丁度良かったのですが、
普段買っているアファムが棚卸で出荷できねーとのことだったので、
仕方がなく、
サンスター製のリアスプロケットで対処することにいたしました。

↑は、
これまで使っていた49Tに対して、
新しく購入した45Tのスプロケットを比較してみたところ。

だいぶロングになる感じです。
立ち上がりでスーパースポーツ車に置いていかれないようにしなくちゃだわ。




無事に装着したスプロケット。
チェーンもふたコマ減りました。




また、
前回全く作動しなかったラップショットは、
販売元のアドバイスを参考に、
場所を移設いたしました。

販売元によると、
センサーは、
ディスクローター、チェーン、ホイール、マフラーの近くにあるとよくないらしく、
更に、
アルミなどの金属は、
磁界を遮断する可能性が高いとのことでした。

従って、
今回はプラスチックの角材を使って、
路面に当たらない範囲で、
なるべく路面に使い位置に取り付けることにしましたが、
なんとか作動してもらいたいな〜と思います。

という訳で、
4月2日のリファインさんの走行会に向けて、
またまた色々とマシンをイジってしまいましたが、
自分自身の成長に合わせて、
マシンのカスタムが進んでいくのは、
これはこれでなかなか楽しいものだと思います。


リファインさんの走行会 2005年4月2日