Erv's Letters index | Text by Erv Yamaguchi |
レスポンス(備忘録) 2008年4月4日 11:44 |
前回アップした『石原の提灯持ちが2輪業界にも出現記念』への反応の備忘録。 チ ヒ ロ 謹 製 1.0さんの反応 小林ゆきさんの反応 バーチャルネットモータージャーナリストkitaringのお言葉 【補足】 平成19年度の東京都の財政規模 小林ゆきさんの反応では、当初「壮大なる釣りはエイプリルフールに行っては?」と言った内容で、そちらの方が面白かったのだが(笑)、「分母が違うと思う」に変更されたようなので、小林ゆきさんを弁護すべく、東京都が三宅島モーターサイクルフェスタに使用した3億4000万円の割合が限りなくゼロ近づくような分母を探してみた。それが↑の東京都の財政規模だが、東京都の予算の6兆6020億円を分母にすれば、3億4000万円は0.005%という一見無視して良いようなレベルにまで低下する。つまり、1人を殺せば殺人だが、数万人を殺せば統計数字になると言いたいようだ。また、こうした考え方は、10年間で59兆円を捻出するハズだった道路特定財源に対して、100万円のカラオケセットの購入など大したことではないという考えにも似ている。 こういうのを「倫理崩壊」及び「倫理欠如」と言う。 【観客がほとんどいないドラッグレースの様子】 また、↑などを観ると、観客がほとんどいないだけでなく、その少ない観客の多くが関係者のようで、2900人の島民から歓迎を受けていたようには到底思えない。 また、小林ゆきさんは、島民達は当日訪れた関係者を「来てくれてありがとう」と大いに歓迎していたということを非常に強調するが、考えてもみて頂きたい、仮に皆さんが島民の立場だったとして、観光で訪れた人達を冷遇するなどといった態度を取るだろうか? どのような理由があるにせよ、観光客は今後の観光収入や島のイメージ向上の為にも非常に重要であると共に、ごく普通の人間感情として、ワザワザ来島した人を冷遇することなど考えられないのではないだろうか? しかし、こうした過程を経て、SP(護衛)付きの役人の私欲と利権は肯定されていく。 【石原に感謝するよう観客に訴える司会者と、それに応える観客】 |
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