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Laps 10= 11.46km | ||||||||||
Pos | Class | No, | Rider | Team | Machin | Laps | Gap | Fastest Lap | ||
1 | SB | 11 | 北山 瑞樹 | シングルトン | 04 | CBR1000RR | 10 | 44.641 | 4 | |
2 | SS | 34 | 荒木 正夫 | SP亀石レーシング | 04 | GSX-R600 | 10 | 4.415 | 44.769 | 6 |
3 | SS | 4 | 中澤 孝介 | 峠のよろず屋&Garage F.C.B. | 03 | ZX-6RR | 10 | 17.675 | 46.271 | 7 |
4 | SB | 5 | 稲葉 秀 | TEAM speed☆star | 00 | CBR929RR | 10 | 20.506 | 46.629 | 10 |
5 | SS | 72 | 岸本 吉広 | 梨本塾レーシング | 04 | CBR600RR | 10 | 26.734 | 44.104 | 8 |
6 | SB | 3 | 大久保 忠義 | アジア部品 | 99 | YZF-R1 | 10 | 28.937 | 47.408 | 4 |
7 | BB | 8 | 熊谷 直隆 | RT.ORE-SUMMER | 99 | GSX1300R隼 | 10 | 29.385 | 47.188 | 10 |
8 | BB | 25 | 後藤田 祐己太 | 仏壇みたいなバイクとおいら | 99 | GSX1300R隼 | 10 | 39.005 | 48.205 | 4 |
9 | BB | 46 | 林 直哉 | スーパーチャージドロッケンロー | 86 | GSX-R1100 | 10 | 39.651 | 48.080 | 5 |
10 | BB | 10 | 寺尾 雄一郎 | 草レーサー&レゴテック | 02 | GSX1300R隼 | 10 | 45.164 | 46.407 | 9 |
11 | BB | 39 | 冨田 大輔 | TEAM 自転車 | 01 | GSX1300R隼 | 9 | 1Lap | 49.221 | 6 |
12 | AC | 76 | 福島 弥 | バイクde遊び隊! | 94 | GSX1100S刀 | 9 | 1Lap | 49.097 | 7 |
13 | SB | 9 | 中丸 陽一郎 | なんちゃって草レーサー | 02 | CBR954RR | 0 | 10Laps | ||
14 | SS | 17 | 渡部 純兵 | TIS | 02 | YZF-R6 | 0 | 10Laps | ||
15 | SS | 2 | 橋本 雄一郎 | RED5 | 04 | GSX-R600 | 0 | 10Laps | ||
16 | SB | 30 | 新谷 嘉章 | speed☆star | 00 | CBR929RR | 0 | 10Laps | ||
17 | AC | 19 | 森谷 靖史 | 奥多摩刀会&カタナバカ団 | 83 | GSX1100S刀 | 0 | 10Laps | ||
この日のレースの開催を決定した時には、主催者は那須mslが今年一杯で閉鎖されることを知らず、サーキットの閉鎖は寝耳に水の出来事だったが、サーキットの年内一杯での閉鎖により、最終戦には別の意味のプレミアムがつくこととなったが、今回の最終戦は、大排気量車と50秒を切るライダーに特化した形で開催された為、激しい争いの展開が予想された。また、第1戦では参加台数が1台だった『スーパースポーツクラス』だか、今回は6台の参加があり、CBR600RR、YZF-R6、GSX-R600、ZX-6RRと、4メーカー全てのマシンが揃い、ワールドスーパースポーツのような華やかさとなり、同じく『バイカーボーイズクラス』には、4台のGSX1300R隼が決勝を走った。 予選では、これまでのロムシーの優勝経験者である、北山瑞樹選手と荒木正夫選手に対して、初参加の岸本吉広選手がポールポジションを奪取したが、ロムシー常連の荒木正夫選手と北山瑞樹選手もこれに負けじと岸本吉広選手に続き、フロントローは全車44秒台を叩き出した。 また、初参加で、この日初めて那須mslを走った新谷嘉章選手が左ヘアピンで転倒し、橋本雄一郎選手はこれをよけることができず、巻き添えを食う形で転倒し、2台揃って決勝を棒に振ってしまった。また、事前の走行で46秒台を出していた森谷靖史選手は、クラッチが壊れ、こちらもまた早々にリタイヤしてしまった。 決勝では、ウォーミングアップラップの際、約1年振りに参戦した昨年のランキング2位の渡部純兵選手が、何かに足をとられたのか転倒してしまい、決勝スタートを棒に振ってしまう。 その後、決勝はスタートするが、すぐに第1コーナー立ち上がりにて、中丸陽一郎選手がハイサイドで痛恨の転倒を喫し、レースは赤旗中断となってしまい、相次ぐアクシデントにより、決勝は10周に減算され行われることとなった。 仕切り直されたレースでは、ポールポジションの岸本吉広選手がホールショットを奪い、北山瑞樹選手と荒木正夫選手が続くが、岸本吉広選手はかまわず後続を引き離しにかかる。しかし、不運はトップを快走していた岸本吉広選手に襲い掛かり、岸本吉広選手は3周目の左ヘアピンにて、フロントからスリップダウンを喫してしまう。かわりにトップに立ったのは北山瑞樹選手で、北山瑞樹選手はそのまま逃げ切り、第1戦に引き続き優勝した。北山瑞樹選手は、レース後には、「まさか自分が勝てるとは思っていなかった」と告白している。そしてこちらも第2戦に引き続き、第2位には荒木正夫選手が入った。 後方では、岸本吉広選手は転倒後もすぐにコースに復帰し、超人的な追い上げを見せ、3位でゴールしたが、ロムシーの独自のルールにより、転倒後にすぐにマシンに駆け寄ったことと、ピットインの際のマナー違反にて決勝タイムに10秒加算のペナルティーが課され、順位は5位まで後退してしまった。繰り上がって3位に入ったのは、若干22歳の中澤孝介選手で、購入したてのZX-6RRを駆り表彰台に登ることができた。しかし、中澤孝介選手をライバル視していた稲葉秀選手は、中澤孝介選手をかわすことができず、今回もまた悔しい4位となってしまった。そして、5位には岸本吉広選手、6位には大久保忠義選手が入り、ここまでを『スーパーバイククラス』と『スーパースポーツクラス』が独占してしまった。 そして、後方で争っていた『バイカーボーイズクラス』では、予選では45秒台を叩きだし、ハイパースポーツ車に混じってGSX1300R隼で5番手の位置からスタートした寺尾雄一郎選手が、2周目のツバメ返しでオーバーランし、順位を大きく落としてしまい、これにより『バイカーボーイズクラス』の争いは、初参加の熊谷直隆選手が制す形となった。 今回のレースは、大変スムーズな進行だった第1戦からはうって変わって、転倒者が続出するという大波乱となり、更にはトップグループは選手権さながらのハイレベルな争いが特徴のレースとなったが、ライダーによる運不運が明確に現れたことも大変印象に残るレースだった。 また、ロムシーは2002年度より那須mslで開催されたが、約2年前にて初めて那須mslで開催されたロムシーに対し、コースレコードはわずか2年で3秒732も縮まってしまうという驚異的な進歩を遂げてしまった。 中丸陽一郎選手、渡部純兵選手、橋本雄一郎選手、新谷嘉章選手、森谷靖史選手は、決勝スタートしなかった為、予選結果が決勝結果となりました。 72 岸本吉広選手は、マナー違反の為、決勝総合タイムに10秒加算のペナルティーが課されました。 ファーステストラップ:72 岸本吉広選手 44.104(今回、岸本吉広選手は、決勝中にROMCのコースレードを樹立しました) 天候:晴れ コース状況:ドライ |
★第2戦のクラス分け |
★バイカーボーイズクラス |
1001cc以上の4サイクル液冷(スズキ油冷含む)3気筒以上車 上記に該当するオートバイであれば、ベースマシン改造範囲共に自由! |
★スーパーバイククラス |
637cc以上1000cc以下の4サイクル液冷(スズキ油冷含む)3〜4気筒車 751cc以上の4サイクル水冷2気筒車 上記に該当するオートバイであれば、ベースマシン改造範囲共に自由! |
★スーパースポーツクラス |
590cc以上636cc以下の4サイクル水冷4気筒車 590cc以上750cc以下の4サイクル水冷2気筒車 上記に該当するオートバイであれば、ベースマシン改造範囲共に自由! |
★ストリートファイターズクラス |
590cc以上の4サイクル液冷(スズキ油冷含む)2気筒以上車で、バータイプのハンドルをトップブリッジよりも上に装着 上記に該当するオートバイであれば、ベースマシン改造範囲共に自由! |
★エアクールドクラス |
740cc以上の4サイクル空冷2気筒以上車 上記に該当するオートバイであれば、ベースマシン改造範囲共に自由! |
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