Home
>
my Machines
>
my GSX-R400R
> タイヤ交換の秘訣(2004年5月24日)
スピード☆スターさんのサイト
中古のGSX-R400R-SPを購入し、
11年ぶりにオートバイに乗ることを決めた私は、
早速、タイヤを交換することを決め、
世田谷通り沿いにあるスピード☆スターさんを訪れた。
それまで入っていたタイヤは、
ミシュランだったが、
当然、経年劣化もしていると思われるし、
愛車のジスペケはサーキットしか走らせないつもりなので、
“転ばぬ先の杖”としては、
ハイグリップタイヤ以外は考えられないのである。
という訳で、
タイヤは11年前に好感触で大好きだった、
ダンロップGPR50の後継モデルである、
GPR70SPをブチ込むことにした。
ちなみにお値段の方は、
運が悪いことに、
ここのところの石油価格上昇に伴い値上げされていたのだが、
それでもスピード☆スターさんでは、
メーカーのオープン価格に対して、
フロント120/60R17が11,100円で、
リア160/60R17が17,000円と激安である。
左は大変親切な応対をしてくれる、
スピード☆スターさんのオーナーの水口さん。
サーキット野郎にとっても頼もしい存在である。
どことは言わないが、
正直言って、
私と相性がゲロ悪の団塊の世代のオヤジが経営する、
これまたセンスゲロ悪のタイヤショップでは、
いくらタイヤの価格が安くても、
大切な愛車のホイールを預ける気にならないが、
スピード☆スターさんは、
技術力、価格、センスと、
全てが揃っている、
正に“エクセレント”なお店である。
私の持ち込んだホイールは、
ムカつくことにホイールベアリングが“いって”いた。(泪)
しかし、
スピード☆スターさんでは、
ホイールベアリングの交換も得意なようで、
アッという間にベアリング交換も行って頂いた。
作業しているのは、
店長の岡村さん。
このように特殊工具を使って交換するので、
とても安心である。
無事にベアリングが交換され、
御満悦の私。
ちなみに、
水口さんのお話では、
大体2万キロくらい走行しているバイクが、
ホイールベアリングが“いって”いることが多いそうで、
特にフロントから先にイカれやすいとのことだった。
これを読む読者の中で、
心配な方は、
タイヤ交換の際にはチェックしてもらうといいだろう。
お値段の方は、
ベアリングと工賃の合計で、
フロントが6,000円で、
リアは、
リアスプロケットフランジのベアリングも含めると、
7,500円とのことであるが、
焼き付きを起こしたりすると、
命にも関わるので、
“いって”いた場合には、ケチらずに交換した方がいいだろう。
中古車を買うと色々と苦労するという典型だが、
今度はエアバルブが切れていることが判明したが、
これもまたアッと言う間に交換して頂いた。
こちらの方は、
工賃込みで500円である。
↑の画像を見て「変だな」と思った方もいるだろう。
そう、
ホイールだけでバランスをとっている訳だが、
バランスだけをとった場合の工賃である、
1,000円をお支払いし、
私はホイールの最も重い部分を測定してもらった。
なぜならば、
通常では、
タイヤの軽点(最も軽い部分で、黄色い印のこと)は、
エアバルブのあるところに持ってくることが基本となっているが、
私は常々これに対して懐疑的であり、
ホイールはホイールだけでバランスを測定し、
“本当に”重い部分にタイヤの軽点をあわせたかったからである。
結果、
やはり私の予想通り、
タイヤの“最も”重い部分は、
エアバルブの場所ではなく、
約90度もズレている場所だった。
↑はその部分にマーキングしてもらっている所。
いよいよ“おにゅーの”タイヤをはめることとなったが、
タイヤをはめやすくする為に、
ビートには、ゴムに対して悪影響のないタイヤワックスを塗って頂く。
ちなみに、私は以前、
ビートにCRCをぶっかけてタイヤをはめているショップをみかけたことがあるが、
「ゴムに対して悪影響があることも分かんねーのかよ」と思った。
こんな感じのいい加減なショップよりかは、
こうした細かい点においても、
安全確実なタイヤショップでの交換を私はお薦めしたいと思う。
タイヤチェンジャーが2台もあり、
オーナーの水口さんと店長の岡村さんが同時に作業するので、
仕事は非常に早い。
ちなみに、
これまた、タイヤレバーを使って、
リムをキズだらけにしてしまうバイク屋などにタイヤ交換を依頼するよりも、
専用のタイヤチェンジャーを使い、
キズもつけずにスムーズにタイヤ交換をしてくれる、
スピード☆スターさんのような専門店は安心である。
御覧のように、
タイヤの軽点は、エアバルブの場所からズレて装着させた。
ちなみに、
↑の画像はリアホイールだが、
フロントに関しては、
約3グラムしかホイールに狂いはなかったので、
普通にエアバルブの位置に軽点に合わせることとした。
フロントホイールに関しては、
岡村さんから、
「当たりホイールですね」
と言われ、プチ嬉しかった。
今度はタイヤを装着した状態でバランスを取る岡村さん。
私のジスペケのリアホイールは、
幅が4.5インチしかないし、
時速200キロ以上で走らせる予定もないので、
全くと言っていい程効果はないのだが、
料金は変わらないということで、
話のネタといった感じで、
リアだけ“ダイナミックバランス”をとってもらった。
4輪のホイールバランスに詳しい方なら分かると思うが、
4輪車のホイールは、
幅が広いので、
“アウト”と“イン”でバランスを取ることが常識だが、
オートバイの場合はホイールが細いので、
タイヤを一面的に捉えてバランスを取る、
“スタッティックバランス”にてバランスを取るのが常識である、
しかし、
ホイールのリム幅が5.5インチ以上もある、
最近のリッターハイパースポーツのモデルにて、
時速200キロ以上で高速でリーンするといったシチュエーションに限り、
このダイナミックバランスが効いてくるようだ。
従って、
これを読む読者の中で、
隼や12Rなどで、
高速を時速250キロ位で巡航することが多いという方は、
このダイナミックバランスをお薦めしたいと思う。
もちろん、
測定には、
スピード☆スターさんが所有するような、
高精度なホイールバランサーが必要である。
ちなみに、
↑の画像では、左右に貼り付けるウエイトの重さが表示されているのが分かるだろう。
前の画像の表示のように、
左側が25グラム、右側が15グラムのウエイトが、
左右ズレて貼られているのが分かるだろう。
これがダイナミックバランスの特徴である。
ちなみに、
以前ロムシーを主催していた時に、
参加者の方にアンケートを出した際、
バランスは自動的に計測するバランサーを使わず、
原始的なバランサーにて、
手で回して測定するバイク屋さんの方が信頼できるという方がいた。
これはこれで1つの真理であり、傾聴に値する。
しかし、
自動的なバランサーに対して懐疑的になってしまう理由は、
バランサー自体が狂っている場合が多いからで、
この“バランサー自体のバランス”を取ることを、
“キャリブレーション”と言う。
私自身、
キャリブレーションに対して神経質な人間なので、
スピード☆スターさんに聞いてみると、
スピード☆スターさんでは、
専門の技術者を半年に1度呼んで、
このキャリブレーションを行っているとのことで、
私は胸をなでおろした。
アクスルを鉄ハンマーで叩いてしまったり、
空気圧を3キロも入れてしまうような、(全て実話である)
なんだかよく分からないオヤジ経営者が経営し、
テキトーな若造バイトにタイヤ交換させているショップでは、
このキャリブレーションという“言葉すら”知らないケースが多く、
バランサーでバランスを取っていても、
本当にバランスが取れているのかは、
大変怪しいと言えるが、
上記の理由から、
スピード☆スターさんでは、
安心してバランスを取って頂くことができた。
★追記★
(2004年5月27日)
後日、自分自身が所有するバランサーにて、
手動で計測したところ、
バッチシバランスはとれていたので、
スピード☆スターさんのバランサーは正確だということが確認された。
オーナーの水口さん(左)と、
店長の岡村さん(右)によって、
無事にタイヤ交換を終え、
愛車にハイグリップラジアルタイヤが装着されて御満悦の私(中)。
ちなみに工賃は、
私の場合ホイールだけで持ち込んだので1本当たり1,500円だったが、
オートバイを持ち込んだ場合は、
1本だけで2,000円、
前後同時で3,000円で、
これにタイヤの処分料が1本当たり300円するとのことだが、
充分に良心的な価格と言えるだろう。
非常にセンスの良いインテリアが特徴のスピード☆スターさん。
それ程広いお店ではないが、
店の奥にはかなりの量のタイヤがストックされている。
しかし、
実際にお店に行かれる場合には、
事前に在庫確認はした方がいいだろう。
スピード☆スターさんでは、
タイヤだけではなく、
ブレーキパッドやオイルやチェーンといった消耗品全般の交換において、
水口さんや岡村さんが親身になって相談してくれる。
世田谷通り沿いの↑の看板が目印だ。
すでに、
2003年度のロムシーで優勝経験のあるライダーである、
北山選手や荒木選手も利用しているショップなので、
サーキットを走るという方はもちろんのこと、
愛車を大切にしているという方は、
是非、アーブ山口こと私がお薦めの、
スピード☆スターさんにてタイヤ交換して頂きたい。
何でもかんでもホメちぎる雑誌とは違い、
辛口で不動の地位を築いている私が薦めるのだから、
あたなも安心だろう。(笑)
↑はスピード☆スターさんのある場所周辺の地図なので、参考にして頂きたい。
また、詳しい住所は↓に紹介しておこう。
〒154-0017
東京都世田谷区世田谷1-48-8
03-3427-1351
スピード☆スターさんのサイト
for STREETFIGHTERS
Bug eyes Brothers
日本で1番最初のストリートファイター系カスタムパーツの通販サイト
バグブロドットコム
ドイツ製高級カスタムパーツABM
ページのトップへ